三貫納(さながし) 巧也 さん
令和8年度

社会や人々の暮らしの
「当たり前」を電気が支えている

三貫納(さながし) 巧也 さん
三貫納(さながし) 巧也 さん

株式会社エコテック

電気事業本部 特建工事部1係

保有資格
  • 第一種電気工事士(2024年度)
  • 1級電気工事施工管理技士捕(2024年度)
  • 2級電気工事施工管理技士(2021年度)
  • 第二種電気工事士(2021年度)

※内容は2026年6月時点のものです

電気工事の現場では、現場で手を動かし電気工事を行う業務と、電気工事の計画立案からはじまり、現場作業員への指導を行い、電気工事全体の工程管理を行う業務があります。今回は、電気工事士として現場での作業を経験し、現在は、電気工事施工管理技士として工程管理の業務で活躍する三貫納さんにお話を伺います。

 

 

電気の世界に足を踏み入れた「きっかけ」を教えてください。

大学では建築学科を専攻し、その流れで卒業後は北海道のゼネコンに就職しました。
実際に建築の仕事に携わる中で、建築には多岐にわたる知識が必要であり、それらを理解した上で業務を進めていく必要性を強く感じていました。
その一方で、私自身は、一つの分野について探究することに楽しさを感じる性格だと自覚していました。学生時代は理科が得意で、一つのことを深く掘り下げて学ぶほど面白さを感じるタイプでした。
そうした自分の適性を考える中で転職を決意し、転職アドバイザーから電気工事士という仕事を紹介されたことがきっかけで、電気の世界へ挑戦することを決めました。

 

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転職後に取得した資格を教えてください。

転職してすぐに、第二種電気工事士の資格を取りました。現場での実務を経験し、2級電気工事施工管理技士、続いて、第一種電気工事士の資格を取得しました。様々な資格を取得したことで、担当できる業務の幅が広がったと実感しています。また、専門知識や各種技術への理解力が向上したことで、より責任のある業務にも積極的に取り組めるようになりました。現在は、更なるスキルアップを目指して、1級電気工事施工管理技士の資格取得に向けて勉強をしています。

受験勉強は大変でしたか?

分野が違い、電気に関する知識が全くない状態からのスタートでしたので、最初は戸惑うことが多かったです。
例えば、図記号がどれも同じに見えたり、いろいろな名称であったり、覚えるまでは大変でした。ただ、学んだ知識は必ず仕事に活かせるという意識をもって勉強していたので、辛さを感じることはありませんでした。むしろ、これまで触れてこなかった知識や技術を習得できることに、とてもワクワクしていました。
勉強方法としては、働きながらでしたので、朝のちょっとした時間に参考書を読み込みました。参考書の内容を理解した段階で、過去問題を中心に試験問題の出題傾向や解答の流れを把握することを意識して、一つひとつの理解を深めながら知識を定着させていきました。技能試験は、実際の試験が座った状態での作業となるため、その体勢でスムーズに作業ができることを意識して、候補問題を何度も繰り返して練習しました。

 

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現在のお仕事内容を教えてください。

転職を決意した当初は、自分の性格や、手に職をつけ自分の力で生きていけるようになりたいという思いから、職人である電気工事士として、その技術を極めたいと考えていました。
その後、現場経験を積む中で、私は、より広い視点で現場全体を支える仕事にも魅力を感じるようになりました。そして会社や上司からの助言もあり、現在は現場代理人として、工程管理・品質管理・安全管理を中心に、協力会社との打ち合わせに携わり、円滑な現場運営に努めています。また、公共工事では発注者や監理者との打ち合わせ、各種工事書類の作成や原価管理などの業務にも携わっています。

現在のお仕事に電気工事士としての経験はどのように活かされていますか?

電気工事士として現場で働いていた経験は、今の仕事に非常に活きていると感じています。現場を経験しているからこそ、実際に作業を行う方々の気持ちや苦労を理解しながら仕事ができます。
現在は電気工事施工管理技士として携わっていますが、施工管理の立場だけではなく、施工する側の視点も持ちながら、より安全で施工しやすく、維持管理まで見据えた提案を心掛けています。また、現場経験で培った知識や技術があることで、状況に応じた判断や対応がしやすいことも、この仕事を進めるうえで役立っていると感じています。

 

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このお仕事ならではの「達成感」を教えてください。

電気がなかった場所に電気のあかりが灯った瞬間は、いつも感動します。施工管理技士としては、幾度も現場の作業員の方々と細かな調整を行い、作業工程もいろいろと調整して、苦労しながら工事を進めた背景があります。そのため、工期が遅延することなく、図面の通りに綺麗に工事が完了し電気が通った時は、その感動に加えて、言い表せないくらい大きな達成感があります。特に電気の場合は、工事の最初と最後を受け持つ作業ですので、全体の工期が遅れると電気工事の作業にしわ寄せが行く場合があります。そこを上手く調整し、まとめ上げていくことも重要で、この仕事の醍醐味でもあります。

最後に電気技術者を目指す方へメッセージをお願いします。

普段の生活では、意識することなく「当たり前」に電気を使っています。その「当たり前」で社会を支える、担っているのは電気工事だと思います。暗い場所に電気のあかりが灯った瞬間、そこには笑顔が溢れます。暮らしだったり、職場だったり、世の中を明るくしているのは、まさしく電気だと思っていて、私の誇りでもあります。
「当たり前」を支える電気の仕事を、やりがいや誇りをもって一緒にできる人が増えたらいいなと思いますし、共に電気業界を発展させていけたらと思います。

 

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-あとがきー
日本では、電気やガス、水道などのライフラインは、生活の中に溶け込んでいて、私自身、その有難みは「当たり前」になっていました。三貫納さんのお話を伺っていて、停電から復旧して部屋が明るくなった時の家族全員が笑顔になった場面を思い出し、電気が世の中を明るくするという三貫納さんの思いにとても共感しました。
仕事に対する責任感や誇りも継承しながら、仕事を通じて感じてきた電気工事の面白さやその価値を、電気業界を担う若い世代など、より多くの人に伝えていきたいと仰っていた三貫納さん。その実直な人柄がとても印象的でした。

記事執筆 広報:井村

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